カトリック教会イエズス会が開設した大学で、日本初のカトリック系大学です。歴史は遡りますが、天文18(1549)年に宣教師フランシスコ・ザビエルが構想した「日本の首都に大学を」が建学の発端で、実際に学校ができたのは大正2(1913)年、ローマ教皇の親書をたずさえたウィリアム・オコンネル司教の熱意を、日本政府が認めて設立されました。
神学部、文学部、総合人間科学部、法学部、経済学部、外国語学部、国際教養学部、総合グローバル学部、理工学部、そして大学院各研究科を擁する総合大学です。大学院生も含んだ学生数は1万3000人余りです。
海外からの留学生が多いのも特徴で、交換留学や短期を含めてその人数は年間1800人ほど、学生の約1割が外国籍ということになります。カトリック系の学校ですが、他宗教の学生も受け入れているのは特筆すべき点でしょうでしょう。
さまざまな国・地域から学生が集まるのは、同校が58ヶ国・地域の教育機関と協定校ネットワークを結んでいるため。外国語で行われる授業も800科目以上あり、まさにグローバルな大学です。
一方、授業は法学部や経済学部など一部の授業を除けば、少人数制の授業が多く、学生と教授の距離が近いのも特徴です。
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