住まいのリライフ本郷三丁目店

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創業350年。江戸の文化を紡ぐ「金魚坂」

  • 2021.01.19
  • 2022.09.01

金魚に囲まれて、子どもの頃の思い出に浸ってみませんか。

年々暑さに拍車がかかる日本の夏

日本には暑さをしのぐ方法として打ち水や風鈴といった独特の文化がありますが、その他に「金魚が泳ぐ姿を眺める」というものもありました。金色や赤色に輝く姿がゆらゆらと泳ぐ様子はとても優雅で、暑さにうなだれる気持ちを忘れさせてくれますね。

現在は夏祭りの風物詩として馴染みがありますが、誰もが親しめるようになったのは江戸時代の頃。そんな江戸時代から金魚の問屋を続けている老舗が、本郷にはあるのです。

まずは金魚の歴史を!

中国産のフナが突然変異して誕生
金魚の原種は3世紀頃に中国の長江で発見された「ヒブナ」と呼ばれる野生のフナでした。突然変異により赤く変色した風貌が貴族に愛され、品種改良を重ねながら宮廷で飼育されてきました。「金魚」という名の由来は、”金運をもたらす魚”という意味が込められているんだそうです。

日本に伝来したのは室町時代の中期。貴族や豪族には珍しい愛玩物として親しまれていましたが、当時は戦乱の世であったため庶民にまで普及する余裕はありませんでした。庶民にも広まるようになったのは江戸時代の中期のこと。藩士たちが副業として金魚の養殖を始めると価格が一気に下がり、手軽に入手できるようになりました。明治以降にも、職を失った藩士や農家の副業としても人気を集め、昭和期には諸外国に輸出するまでに成長しました。日本で行われる品評会には、世界中から愛好家が集っています。

日本で飼育されている金魚は数十種ありますが、そのほとんどが朱赤や黄金色をしています。金色の光沢がある朱色(朱金色)とも言われ、「豊かさと権力を象徴する黄金」と「強い呪力があり、病魔や厄災を払う朱赤」の組み合わせが、古来より愛される所以でもあったのでしょう。

『金魚坂』

古地図にも載っている金魚坂は、1660年代に金魚屋として商いを始めました。創業当初は金魚の養殖に力を入れていたようですが、戦争をきっかけに贅沢品を自重する流れに呑まれ商いが下火に。戦後以降は卸問屋業を中心に行い、全国の観賞魚店やホームセンターに金魚を卸しています。

敷地内には40種ほどの金魚がおり、びっしりと並べられた水槽の中を優雅に泳ぐ姿を拝むことができます。また、ただ見るだけでなく、金魚すくいや釣り堀のコーナーで体験として金魚と触れ合う事が可能です。店頭やオンラインでの販売も行っていますが、一苦労して迎えた方がより一層愛着を感じられるかもしれません。
  • 金魚坂 釣り堀
  • 金魚坂
  • 金魚坂
  • 金魚坂
  • 金魚坂

らんちゅう品評会

  • らんちゅう

    金魚の王、らんちゅう

  • らんちゅう品評会 番付表

    らんちゅう品評会の番付表

店内には、かつて行われていた「らんちゅう品評会」の番付表が展示されています。

これは明治22(1889)年、吉田晴亮商店の4代目である吉田新之助氏が中心となって開催された時の物で、全国から集まったらんちゅうの傑作品縦が前頭から横綱以下までズラッと並べられています。なぜ横綱がいないかというと、「品評会での優勝魚と言えども、あくまでその当日のみの事。絶対的なトップはいない」という意味が込められているからです。

それぞれの生産者が品質を競いながらも、金魚の飼育は奥ゆかしい日本の伝統文化であり、粋な世界であるため、評価にこだわらずにらんちゅうの美しさを楽しむ姿勢が重要視されてていました。

カフェレストランを併設

「金魚を身近に見ながらくつろげる空間を提供したい」「地域のコミュニティの場でありたい」というオーナーの願いからから、2000年に鯉の水槽を置いていた場所にカフェレストランを併設してスタートさせました。山小屋をイメージした昭和レトロな店内には、金魚の絵画や資料が多く飾らられています。水槽が埋め込まれている幻想的なテーブルもりますが、それは実際にお店に行ってからのお楽しみという事で...。

また、多目的スペースとしての利用も可能。グランドビアノを設置しているので、ちょっとしたサロンコンサートを行ったりしています。
名物の黒カレーは欧風スタイル。トロトロに煮込まれた牛肉がゴロゴロ入っていて、じっくり煮込まれた濃厚なルーはとても奥深い味わいです。一杯ずつ丁寧に手掛けるドリップコーヒーや台湾から仕入れた中国茶、英国スタイルに則った紅茶と一緒に、ゆっくりとした時間を過ごす事ができます。そのにも、懐石料理(予約制)やアルコール、デザート、葉巻といったあらゆる楽しみ方を揃えています。

ACCESS

金魚坂

住所  :東京都文京区本郷3丁目3-15

電話番号:03-3815-7088

営業時間:[火~土] 11:30~21:30 [日・祝] 11:30~20:00

定休日 :月曜日(祝日営業)

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いかがでしたでしょうか?

金魚、私ははじめ日本で生まれたものだと思っていました。まさか中国にルーツがあったんですね。そして、金魚すくいはこれまで1匹もすくえたことがありません...。賃貸や購入、売却、不動産経営など不動産に関するご相談は是非リライフにお任せ下さい!

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