天保9(1838)年に設けられた蘭方医学塾、和田塾をルーツとし、順天堂医学専門学校、順天堂医科大学を経て、昭和26(1951)年、順天堂大学となった私立大学です。
日本の近代医学教育の普及と人材育成を果たしてきた同校は各地で病院を運営し、教育、研究、診療・実践を3つの柱と定めています。学是として「他を思いやり慈しむ心=仁」を掲げてきました。
学部には、医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部、保健医療学部があり、大学院には、医学研究科、スポーツ健康科学研究科、医療看護学研究科などがあります。在籍者数は大学院生を含めて、6000人ほどです。
同大は教育、研究の拠点としての大学、高度医療、地域医療の担い手を育てる大学として、社会に必要とされる大学を目指しています。生涯学習事業や、ヘルスケア分野における産学官連携の取り組みや、パラスポーツの指導者養成の教育など「健康総合大学・大学院大学」としての役割を果たすことも使命としています。
同大の先進的研究は高く評価されていて、文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム」のサテライト拠点にも採択されています。20以上の国や地域と交流協定を結んで、国際交流に取り組んでいます。
また、6つの付属病院があり、学生・研究者の教育の場、地域医療に貢献しています。
本部をおく本郷・御茶ノ水キャンパスの他、千葉県印西市にさくらキャンパス、千葉県浦安市に浦安キャンパスと浦安日の出キャンパス、静岡県三島市に三島キャンパスがあります。
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