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鳥越神社で東京福めぐり

  • 2020.09.17
  • 2022.09.01


東京福めぐりってご存じですか? 神社印や御神紋を押してもらう折帖(上の写真)を手に入れて、東京下町の8つの神社を訪ねて歩くというものです。開運祈願はもとより、下町散策にも打ってつけ。まずは8社のなかから、鳥越神社を紹介しましょう。

概要

御祭神

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
 難局打開、武運、武徳長久(戦いにおいて幸運が続くこと)の神

天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
 祝詞、出世の神

徳川家康
 出世の神

ご利益

厄除け、無病息災、出世開運、武運長久、火防守護、難局打開など

御由緒

西暦100年頃、日本武尊が東国を征伐する際に滞在していたこの地を斎庭(ゆにわ:神を祀るために祓い清めた場所)とし、小高い山に皇室の祖を祀りました。以来この地は日本武尊の神霊が白鳥となって天に昇っていったという伝説から「白鳥村」と呼ばれていたそうです。白雉2(651)年、村民たちの手によって日本武尊はこの白鳥山に祀られ、「白鳥明神」が奉祀されたのが神社の始まりです。

永承5(1050)年頃、奥州安倍氏の氾濫を鎮圧する命を受けた源頼義・義家親子は、東国に向かうも隅田川の河口を越えるのに苦しんでいました。そんな時、一羽の白鳥が川の浅瀬にとまり、対岸への道筋を示してくれたというのです。これを白鳥明神の助けとし、鳥越大明神の社号を奉りました。ここから鳥越神社と称されるようになりました。

ここには日本武尊と天児屋根命、そして徳川家康がともに合祀されています。天児屋根命は岩戸隠れの神話に登場する神様で、中臣氏の祖とされています。一方、徳川家康は、鳥越神社の近くにあった松平神社に祀られていましたが、関東大震災で焼失したために、大正14(1925)年に合祀することになったのです。

境内

  • 本殿
  • 白鳥橋
  • 鳥居
  • 手水舎
  • 神楽殿
志々岐神社
屋敷の守護神、安産の神である豊玉姫命(トヨタマノヒメノミコト)が祀られています。末社であり、本社は対馬国下縣郡(現在の長崎県下県郡)久田村に鎮座しています。
福寿神社
由緒は不詳ですが、京都の伏見稲荷付近にある福寿社の分霊を祀ったとされています。お稲荷さんで有名な「倉稲魂命」(ウカノミカタノミコト)、食物・財福の神である「大黒天」、商売・航海の神である「恵比寿天」、学問の神である「菅原道真」が祀られています。

鳥越神社で行われる代表的な行事や祭り

鳥越祭り

神社には例祭日といわれる年間で最も重要で盛大な祭りが神社ごとに決められていて、鳥越神社の例祭日は6月9日です。「大祭、例祭、例大祭」といったお祭りは、この6月9日に一番近い土日に行うのが慣例になっています。

千貫神輿と呼ばれる都内で最も重量のある神輿(一説によると4トン)を500人の若者が担ぎ、掛け声を上げて勇ましく練り歩く様は圧巻です。250軒ほどの屋台が立ち並び、約30万人もの見物客が訪れる壮大なお祭りです。

水上祭形代流し

名前と年齢が書かれた人形、形代(かたしろ)と祭壇を船に積み、柳橋の河口から東京湾へ渡る神事です。無病息災や寿命長久を祈願します。船上では奏楽の演奏も行われ、罪障消滅の祈祷がなされます。罪や穢れを祓い清めることで、無病息災などを祈願することが出来るとされているのです。

とんど焼き

松の内が終わり、お正月にお迎えした歳神様をお送りします。「とんど焼き」とは、正月飾りなどを燃やす「左義長」と同義で、地域によっては「どんど焼き」とも呼ばれる行事です。このお焚き上げによって生じる煙を浴びると、一年間が無病息災で過ごせると言われています。行事の最後は、この火で青竹に吊るしたお餅を焼いて食べ、さらなる無病息災の効果を祈願します。

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いかがでしたでしょうか?
鳥越神社は非常に歴史の長い神社です。訪れてみると、境内の澄んだ空気に気分も一新する思いでした。地域のお祭りは神社で行われている神事が基となっていることが多いので、お祭りの際には、お参りも一緒にしておきましょう。
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