街情報

再開発で活気づく川崎一のベッドタウン、神奈川県「川崎市 中原区」のご紹介

  • 2022.06.22
  • 2023.08.25
川崎市 中原区の画像

川崎市 中原区の住みやすさ!家賃相場から街の雰囲気まで、スタッフがご案内します。

神奈川県では横浜市につぐ第2の都市・川崎市は7つの区に分かれています。7区のなかでもっとも人口が多い中原区は、開発著しいベッドタウン。東京都内へのアクセスも良好な人気のエリアです。そんな中原区の特徴、暮らしやすさなどを掘り下げてみましょう。

川崎市 中原区の特徴

川崎市の7つの行政区の一つ中原区は、東西に長い市域の中央あたりに位置していて、幸区、高津区、横浜市の港北区、東京都の大田区、世田谷区と隣接しています。面積は14.81㎢、人口は26万3000人超。東京都内へのアクセスが良好な川崎市は人口が増え続けていますが、なかでも人口増加がとりわけ著しいのがこの中原区です。
また、川崎市は平坦な土地が少なく勾配が大きい土地ですが、中原区は高津区や横浜市に近いエリアをのぞけば平坦な土地が多いのも特徴でしょう。
明治時代の市制町村制によって、小杉村、上丸子村、宮内村、上小田中村、下小田中村、新城村の6つの村が合併した橘樹郡中原村がもととなり、紆余曲折を経て川崎市が政令指定都市となった際に、中原区が誕生しました。
区内は、開発が進み大型商業施設や大型マンションが立ち並ぶ武蔵小杉周辺、多摩川に接して広い緑地のある等々力周辺、下町風の雰囲気が残る新丸子、商店街が賑わう元住吉など、エリアごとに異なる特色をもちます。
新住民の割合が高い中原区ですが、地元を盛り上げ環境にも重視した街づくりをしようと若者中心の「かわさき若者会議」など、市民活動も盛んです。

川崎市 中原区の交通環境の利便性

北西から南東に長く伸びる中原区。その中心で交わるように通っているのがJR南武線と東急東横線です。区域の東寄りにはJR横須賀線も通っています。
中原区の人口が増える要因としては、都心へのアクセスが良好なことも大きいでしょう。東横線で武蔵小杉駅から渋谷駅までは15分程度、新宿湘南ラインを使えば、武蔵小杉駅と新宿駅間は20分ほどです。
また、都内に入ると地下鉄との乗り入れをする路線もあります。東横線は東京メトロ副都心線と、目黒線は東京メトロ日比谷線・南北線、都営地下鉄三田線と相互乗り入れをしています。
なお、東急電鉄では日吉駅と相鉄横浜線の新横浜をつなぐ東急新横浜線を開通させ、横浜方面へのアクセスがより便利になりました。
一方、JR横須賀線は総武快速線に乗り入れをしていて、品川駅を経て千葉方面へ通じています。南武線も川崎駅から立川駅を結ぶなど、中原区から広域の移動もスムーズです。
区内の移動は幹線道路沿いを中心に通る路線バスが便利です。川崎市バスは武蔵小杉駅を中心に、JR川崎駅方面や東急田園都市線の鷺沼駅方面へ。東急バスは同じく武蔵小杉駅周辺から、等々力エリアを経由して東急田園都市線高津駅方面へ至る路線、鹿島田エリア経由で川崎駅へ至る路線などが通っています。
また、川崎鶴見臨港バスは東急線の元住吉駅の北東エリアから、JR新川崎駅やJR川崎駅方面へ至る路線が、エリアを縫うように数路線運行中です。

  • 武蔵小杉駅

    武蔵小杉駅は中原区内最大の駅。中原区小杉町3丁目から新丸子東3丁目に位置していて、JR南武線のホームとJR横須賀線および湘南新宿ラインのホーム、そして東急の東横線および目黒線ホームで構成されます。
    立体的な構造、かつ広い構内なので、路線によっては乗り換えに15分程度かかることもあります。
    もともとは昭和19(1944)年に南武線が国有化される際に設置された駅で、その後、2社5路線が通る区内交通の拠点へ。
    駅周辺には大型商業施設が多く、再開発による大型マンション建設も続いています。
    そのため駅の利用者も多く、JRと東急を合わせて一日あたりの乗降客数は約30万人にも及んでいます。

  • 元住吉駅

    元住吉駅は東急の東横線と目黒線が通っています。東急東横線は渋谷駅と横浜駅を結んでいますが、元住吉駅はその中間あたりに位置しています。
    東横線で元住吉駅に停まるのは各駅停車のみですが、両隣りの武蔵小杉駅か日吉駅で急行や特急に乗り換えれば渋谷駅へは約15分、横浜には約17分で到着します。各駅でも渋谷駅、横浜駅ともに20分余りです。
    また、東横線は東京メトロ副都心線と、目黒線は東京メトロ日比谷線・南北線、都営地下鉄三田線との相互乗り入れを実施しているので、利便性の高い駅と言ってよいでしょう。
    また、駅周辺の商店街の賑わいも有名で、生活のしやすさからも、中原区内ではとりわけ人気の高い駅です。

川崎市 中原区で利用すると便利な沿線・駅と路線バス

  • JR南武線(平間、向河原、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城)
  • JR横須賀線/湘南新宿ライン(武蔵小杉)
  • 東急東横線/目黒線(元住吉、武蔵小杉、新丸子)
  • 川崎市バス
  • 川崎鶴見臨港バス
  • 東急バス

子育て・教育関係の情報

人口増加が著しい川崎市中原区は、令和4(2022)年に保育所などの利用申請者数は過去最大で、入所保留になった人は1552人という結果でした。ですが川崎認定保育園や川崎市年度限定保育事業などの案内によって、最終的には待機児童数ゼロを実現するに至っています。このように中原区は、子どもを抱えるファミリーに対して、きめ細かなフォローをしています。保育士の確保にも力を入れていて、保育士のために宿舎借り上げに必要な費用の補助を保育所に対して行っています。
一方、中原区のある川崎市では子育て応援のために、妊娠期から小中学校の就学支援まで多様な支援を行っています。
出産については出産育児一時金を給付、幼児教育や保育料に関しては無償化を実現しています。小児医療費については対象となる家庭へ、0歳から中学校卒業まで年齢に応じた助成を行っています。ひとり親家庭や、慢性疾病、障害児への補助金なども別途設けられています。
さらに地域の育児情報や施設の案内を発信するとともに、予防接種や子どもの成長記録などを管理できる「かわさき子育てアプリ」も導入。英語、中国語など12言語に対応した、ダイバーシティ川崎ならではのアプリです。
また、中原区には乳幼児とその保護者が気楽に立ち寄れる子育て支援センターが複数あります。公園や緑地など子ども連れで遊べる場所が多いのも中原区の魅力。大型商業施設にも乳幼児や子ども向けの商品を取り扱うショップが多く、中原区は街ぐるみで子育てを応援する機運にあふれた優しい街です。

川崎市 中原区の教育機関の数

川崎市 中原区は保育園・学校、公園等が多く存在し子育てし易い環境となっています。

幼・保育園
131園
小学校
20校
中学校
10校
高校・高専
6校
大学・短大
1校
公園
102園

川崎市 中原区の治安

やや古いデータになりますが、神奈川県内の57の市区町村別の犯罪発生率で、川崎市中原区は犯罪の多い方から17番目となっています。他地域に比べると犯罪発生数は多いのですが、近年は減少傾向にあるという指摘もあります。また、中原区は川崎市7区で、もっとも人口密度が高い区ですが、犯罪発生数で言えば4番目に治安がよいと評価されています。
川崎市で治安が悪いと言われているエリアは、風俗店などもある川崎駅周辺の繁華街です。中原区は多くの人が集まるエリアではあるものの、ファミリー向けの店舗が多く、住民の多くが20~30代のファミリー層ということもあって犯罪発生が抑えられているようです。
川崎市では「安全・安心まちづくり推進計画」を毎年策定。令和3(2021)年度の計画では、地域住民や事業者車両によるパトロール、児童の見守り活動を推進、エリアごとの「安全・安心まちづくり推進協議会」の連携など、さまざまな防犯対策を講じています。
事件発生や不審者目撃情報、特殊詐欺発生情報などをスマートフォンに素早く通知する「かわさき防犯アプリ(みんパト)」も開発しました。発生場所をマップで表示したり、家族間で共有することもできる公式アプリです。
下記の住民1000人当たりが犯罪に遭遇する確率は、川崎市全体のデータです。

川崎市 中原区の犯罪率
3.38%

その他、川崎市 中原区に関連する情報

川崎市 中原区の周辺スポット

  • 等々力緑地

    市の北側、多摩川沿いの広大な緑地で、総面積は435,914㎡と区を代表する総合公園です。
    陸上競技場、サッカー場、野球場、プールなどスポーツ施設が充実しているのが何よりの特徴。地元のサッカーチーム・川崎フロンターレの拠点でもあります。
    体育館の川崎市とどろきアリーナは、最大6500席のホールで、さまざまなスポーツ競技やイベントなどにも利用されています。
    日本庭園や釣り堀、広い芝生や遊具のある公園などもあり、休日のレジャーにふさわしいスポットです。

  • 川崎市中原平和公園

    元住吉駅が最寄りの公園で、第二次世界大戦後に米軍に接収された土地をもとに広い公園が整備されました。
    広場や池、アスレチック場、野外音楽堂、彫刻展示広場などがあります。春にはお花見で賑わい、広く市民に親しまれている公園です。
    公園内には、戦争と平和についての展示や研究を行なう川崎市平和館もあります。川崎大空襲などの常設展示のほか、企画展も開催。防空壕の体験コーナー、図書コーナー、DVD視聴コーナーなど、多様な方法で平和への理解を深める試みを続けています。

  • ブレーメン通り商店街/オズ通り商店街

    元住吉の街には、駅を挟んで東西に商店街があります。西口にある商店街は、グリム童話をイメージしたブレーメン通り。加盟店は約180店あります。童話の「ブレーメンの音楽隊」は年取った動物たちの物語ですが、商店街も高齢者や子どもに優しい通りを目指しています。
    一方、東口にあるのはオズ通り。オズの魔法使いをイメージした商店街です。戦後まもなく生まれた商店街で、現在の加盟店舗は約115店。こちらも特色ある個人店が多く、季節ごとに多くの催しを行ってきました。
    近年はSDGsに挑戦し、子ども食堂の支援や住み続けられる街を目指したイベントを開催。商店街では初となる「防災まちづくり大賞」も受賞しました。

  • 武蔵小杉法政通り商店街

    東横線の武蔵小杉駅からの元住吉方面に歩いていって、府中街道を越えたあたりから始まる250mの商店街です。商店街には多彩な飲食店、カフェ、美容室、クリニックなどが軒を連ねています。地元の人たちから愛される商店街です。
    年間を通して多様な催しをしているのも特徴です。新年には川崎フロンターレの選手があいさつ回りを行なったり、初夏には「全長80mのそうめん流し大会」も開催。
    また、商店街最大のイベントは、夏の終わりに催される「夜みこし」。針金ハンガーを芯にしたねぶたや、ペットボトルを使った竿燈など、ユニークさは随一です。勢いのよい担ぎ手たちが練り歩き、大いに盛り上がります。

その他

  • 川崎市立井田病院
  • 日本医科大学武蔵小杉病院
  • 医療社団法人直慈会 宮尾クリニック
  • 仁愛会歯科武蔵小杉クリニック
  • 関東労災病院
  • 聖マリアンナ医科大学東横病院
  • 岡島クリニック
  • 神奈川県 中原警察署

川崎市 中原区の家賃相場

川崎市 中原区と他市区の間取りの平均家賃相場を比較しました。

2024年04月時点 住まいのリライフ調べ

  • 1R 1K 1DK 1LDK
    神奈川県川崎市 幸区 - - - -
    神奈川県川崎市 高津区 - - - -
    神奈川県川崎市 中原区 - - - -
    大田区 - 7.67万円 - -
    世田谷区 7.5万円 8.17万円 10.28万円 15.78万円
  • 2K 2DK 2LDK 3LDK~
    神奈川県川崎市 幸区 - - - -
    神奈川県川崎市 高津区 - - - -
    神奈川県川崎市 中原区 - - - -
    大田区 - - - -
    世田谷区 9.75万円 13万円 22.54万円 26.45万円

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