住まいのリライフ早稲田店

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一度は行くべき早稲田のおすすめスポット!

  • 2020.09.25
  • 2022.09.01


早稲田周辺にある美術館や寺社仏閣、公園などをまとめてみました!

穴八幡宮

御由緒

康平5(1062)年、奥州の乱を鎮圧した源義家が、兜や刀を納めて祀ったことが始まりとされています。穴八幡という名称は、建立から約600年後、宮守の庵(社務所)を造るために近くの山を切り開いたところ、横穴が発見され、そこから金銅の阿弥陀如来像が出現したことから呼ばれるようになりました。その後は、しばしばご神木の松から光が差すなど瑞兆が知られるようになりました。そこで三代将軍徳川家光はこの社を総鎮護として壮麗な社殿などを造営。将軍家の祈願所としたために江戸でも屈指の大社となりました。それ以降、造営と消失を繰り返しましたが、平成元(1988)年から10年かけて、江戸権現造りの設計図をもとに当時の壮麗な姿を取り戻しました。

祀られている神様は、應神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神。どちらも勝負事の神様として知られています。ここでしか授与されない「一陽来復」御守は、商売繁盛、金運上昇のご利益があるとされ人気です。また、神社自体には金運と蟲封じ(縁結びや浮気などの縁切り)のご利益があります。

冬至祭

「一陽来復御守」授与の初日、冬至の日に行われるお祭りで多くの出店が並びます。お祭り自体は1日ですが、お守りの授与自体は節分の2月3日まで行われます。期間限定のお守りのため、毎年長蛇の列が出来る人気のお祭りです。

授与時間
・冬至祭当日:5:00~21:00
・翌日~大晦日まで:8:00~19:00
・元旦~節分まで:9:00~19:00  ※授与期間中は、御朱印の授与は行われません。
一陽来復御守
一年で最も昼の時間が短い冬至を境に日が長くなっていくことを中国の故事で「一陽来復」と言います。”陰が極まって陽に転じる(悪いことが続いた後に幸運が訪れる)”という意味が込められています。

このお守りは冬至から節分までの期間しか買うことが出来ません。中にはお祓いされた「金柑」と「銀杏」が入っており、金柑と銀杏で「金銀」。また、冬至といえば厄払いになる柚子湯も知られていますね。穴八幡では、冬至の日は境内で柚子も売っています。これは、“柚子=融通”に通じるとされ、金運アップが叶うといいます。

一陽来復御守は江戸時代から続く風習ですが、持っているだけでは効果を発揮しません。「冬至・大晦日・節分」のいずれかの日、「日付が変わる瞬間」に、「その年の恵方に向けた天井に一番近い壁か柱」に貼らなければいけないんですって。

例大祭

9月中旬の日曜日に開催。例大祭とは、神様へお供え物を捧げて子孫繁栄や五穀豊穣などを祈る、神社にとって1年の中で最も盛大な神事のことを指します。町内会毎に異なる法被をまとい、お神輿を担ぎお囃子とともに街を練り歩きます。3年に1度は宮神輿の渡御も行われ、その様子は圧巻です。

新宿諏訪神社

御由緒

創建されたのは弘仁年間(810~824)の頃と伝わる、非常に長い歴史をもつ神社です。創建当初は奥羽街道の一部である松原街道に面していたため、松原神社と呼ばれていました。永承年間(1046~1053)、源頼義・義家親子は陸奥国の安倍氏の反乱を鎮めに向かう際に、ここで勝利を祈願。戦勝後に武器を奉納しました。続く文治5(1189)年には、源頼朝が陸奥国藤原家討伐の成功を祈願し、凱旋の際に社殿を造営、頼義・義家親子を白旗社(源家を氏神とする神社)として祀っています。そして建長6(1254)年には、5代執権北条時頼が境内に厳島神社を奉斎(=神仏をつつしんで祀ること)しました。

諏訪神社と名称を改めたのは江戸時代初期の頃。徳川家康の九男義直が信濃国の諏訪神を勧請(=かんじょう:神仏の分霊を迎えること)・合祀(=ごうし:2つ以上の神仏を合わせて祀ること)したことによります。寛永年間(1624~1644)には三代将軍家光が社殿を造営、また4代将軍家綱は、周辺一帯が鷹狩りの名所であったために、飼育した鷹を奉納しています。

現在の社殿は、昭和49~55(1974~1980)年にかけて再建したものです。

御祭神

大国主命(おおくにぬしのみこと)
国造り、農業、商業、医療の神として信仰され、「大国」は”だいこく”とも読めることから、「大黒さま」として七福神にも数えられています。豊穣、財福のご利益があり、出雲大社のご祭神としても有名です。
事代主命(ことしろぬしのみこと)
大国主命の長男であり、七福神の「恵比寿さま」にあたります。釣り好きとされ、漁業や商売繁盛の神とされています。
武御名方命(たけみなかたのみこと)
大国主命の次男であり、長野県にある諏訪大社のご祭神です。武勇に富み、雷神との力比べが後に国技となる相撲の起源であったと伝えられています。「何事にも勝ち、道を切り拓いていく」という神徳を持っており、試験事や試合、仕事面でのご利益があるとされています。

例大祭 夏祭り

8月27日が例大祭が行われる日で、前後どちらかの土日の2日にわたり開催されます。穴八幡宮同様、例大祭が由来のお祭りなので五穀豊穣や子孫繁栄をお祈りするのが元々の目的。周辺地域の町内会が神輿を担ぎ、街を練り歩きます。5年に一度、本祭と呼ばれる神社の神輿である宮神輿が登場する年があります。運が良ければ宮神輿を見られるかもしれませんね。

水稲荷神社

御由緒

天慶4(941)年、藤原秀郷が現在の早稲田大学9号館付近に稲荷大神を勧請(=神仏の分霊を迎えること)し、冨塚稲荷と称したのが始まりとされています。文亀元(1501)年、川越管領上杉治部少輔朝良朝臣の夢に翁が現れ「私はこの地を守り、民に平和を施しこの地を繁栄させる。お前は民を苦しめてはいけない」と告げられました。上杉は「あなたは誰か」と問うと、「天を開き、江戸の稲荷と呼ばれる戸塚の里に住む者である」という返答が。夢から覚めると庭にいた一匹の狐が江戸の方角に向かう様子で、追いかけたところこの冨塚稲荷を見つけたので、社殿を造営したと伝わります。元禄15(1702)年、境内の椋の木から霊泉が湧き出し、「我を信仰するものは火難を免れしむべし」と託宣(=神が人にのり移ったり夢に現れたりして意思を告げること)があったことから「水稲荷」と呼ばれるようになりました。

御祭神

倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)
別名:宇迦之御魂神
五穀豊穣の神、諸産業繁盛の神、農耕神、穀霊神、商工業神。ご利益は商売繁盛、産業興隆、芸能上達、家内安全、五穀豊穣が挙げられます。
佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
別名:猿田彦大神
導きの神、交通の神、伊勢の地主神。ご利益は交通安全、縁結び、延命長寿、厄除け、商売繁盛、殖産興業が挙げられます。
大宮姫大神(おおみやひめのおおかみ)
別名:大宮売神・天鈿女命・天宇受賣・宮比神
住居の神、芸能の神、舞楽の神、家内安全・家族和合の神。ご利益は家内安全、夫婦円満等が挙げられます。

甘泉園公園

水稲荷神社に隣接する、新宿区立で唯一の回遊式庭園です。江戸時代に徳川御三卿の1つ、清水家の屋敷として置かれました。甘泉園という名称は、庭園の中央から湧き出る水がお茶に適していたということから付けられています。水稲荷と合わせて紅葉の時期はライトアップされ、周囲の木々が水面に映る景色は幻想的です。

富士祭

7月の海の日とその前日に行われるお祭りで、水稲荷神社内の富士塚がこの2日間のみ山開きされます。盆踊りや屋台など、夏のお祭りらしい雰囲気を楽しめます。

草間彌生美術館

GINZA SIXのオープン時、赤い水玉模様の作品「南瓜」がランドマークとして展示されたことでも知られた前衛芸術家、草間彌生氏が2017年に開館した美術館です。年2回のコレクション展覧会や講演会を行っており、同氏の芸術の普及振興、芸術全般の発展を寄与することを目的としています。網目模様や水玉模様といった「単一なモチーフの強迫的な反復と増殖による自己消滅」という芸術哲学をもっており、作品を通して「世界平和と人間愛」というメッセージを掲げています。5階建ての建物で、展示スペースは3フロア分。それぞれテーマが分かれています。チケットは日時指定・定員制・ウェブサイトのみでの販売となるのでご注意下さい。

過去の展示テーマ例

植物とわたし
長野県の種苗業を営む家に生まれた草間氏は幼少の頃から幻覚や幻聴に悩まされていたそうですが、そのトリガーが植物だったようです。愛すると同時に恐怖を与えられる存在、自己を投影する存在でもあった植物。それをテーマとして、スケッチや水彩画、日本画、パフォーマンスなど、手法を変えながら繰り返し取り組んでいます。
未来へのわが展望を見てほしい わが永遠の魂
強い生命のエネルギーが感じられるような大型の作品を展示するフロアもあります。フロア中央にはミラールームの作品があり、覗くと不思議な体感を覚えることでしょう。
無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく
2分毎に入替制のフロア。合わせ鏡で真っ暗な空間にかぼちゃが敷き詰められており、それが点滅することで無限に広がる幻想的な空間にいるような体験が出来ます。このフロアのみ、写真撮影が可能です。

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いかがでしたでしょうか?
私は歴史が好きなので、神社の逸話を調べるとワクワクしてしまいます。美術館も、芸術家が持つ感性をダイレクトに感じることができるので自分の知見を広げられるような気もします。
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