住まいのリライフ荻窪店

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荻窪って安全？治安と災害リスクについて

2020.09.28
2022.09.01

荻窪って安全な街？

治安について

杉並区には、荻窪警察署、杉並警察署、高井戸警察署の3つの警察署があり、荻窪周辺は荻窪警察署の管轄となります。2019年の各警察署の犯罪認知件数は以下の通りでした。

荻窪警察署・・・・1,013件
杉並警察署・・・・1,191件
高井戸警察署・・・903件

合計すると3,107件でした。数字だけを見ると多いように感じますが、件数と人口から算出した犯罪発生率は0.54%で23区の中でもっとも低い数値でした。ですから杉並区は区内で最も治安の良い区であると言えます。ちなみに、荻窪警察署のみで内訳の一部を見てみると、暴行が24件、傷害が7件、空き巣が3件、乗り物の窃盗が140件、引ったくりが2件でした。

杉並区は保育園の待機児童数がゼロであり、子育てが非常にしやすい区です。安全パトロールや講習会など区として行っている取り組みも多く、防犯意識が高い地域といえそうです。ベッドタウンとして発展を遂げた荻窪。子育てファミリーだけでなく、女性の一人暮らしでも比較的安心して暮らせることでしょう。

災害リスクについて

各災害のハザードマップの情報をまとめてみました。ハザードマップとは、起こりうる最大規模の災害に際して、どのくらいの被害が起こりうるのかを想定し、地域ごとの可能性や避難場所などを図示した資料です。

地震による液状化

液状化とは、地震が起きた際に地盤が液体のようになる現象です。地震で繰り返される振動により地下水の水圧が高くなり、砂の粒子が地下水に浮いたような状態になることを指します。

2011年に起こった東日本大震災を受けて、翌年2012年に「首都直下地震等による東京の被害想定」が見直されました。その結果、杉並区は一部の地域で「低い」または「やや高い」に指定されています。

想定資料を見る

水害

荻窪駅周辺は0.5mまでの浸水想定が殆どですが、河川が近いエリアについては2～3.0mまでの値が大きくなっています。2005年、台風での集中豪雨により杉並区にある都立公園である「善福寺川緑地」を始めとする8つの河川が氾濫し、区内で2000世帯以上が浸水するという出来事がありました。これを機に、杉並区は水害対策に本格的に取り組み、2012年から2017年にかけてこの公園の地下に「善福寺川調節池」が建設されました。この調節池は最大で35,000トンの貯水量を誇り、以降水害から杉並区を守っています。

水害ハザードマップを見る

土砂災害

荻窪駅から南東に約2.6kmの距離に善福寺川が流れており、付近には7箇所の「土砂災害警戒区域」、そのうち6箇所が「土砂災害特別警戒区域」として指定されています。ですが、指定範囲はどれも狭く荻窪駅からはどこの区域も徒歩40分以上離れたところなので駅周辺で引越しを考えている方は影響を受ける可能性は少ないでしょう。有事の際でも、避難所が近くに指定されているので安心です。