住まいのリライフ浅草店

/181

浅草で日本のモノづくりを体験しよう!

  • 2020.09.18
  • 2022.09.01


懐かしいアイテムや下町らしい製造業がまだまだ残っている浅草。見学やショッピングも楽しいものですが、モノづくりを体験できるお店がいくつもあるのも浅草です。
数ある体験型ショップのうちから、おススメをご紹介しましょう。なお予約が必要な場合もありますので、事前に調べてからお出かけください。

雑貨編

江戸とんぼ玉 みはる

細かく鮮やかな模様が、ガラスの玉についたとんぼ玉。とんぼの複眼に似ているところからその名が付けられました。とんぼ玉はエジプトの遺跡からも発掘され、古代にまで製造の歴史を遡ることができます。日本でも、正倉院では数々のとんぼ玉とともに製法の記録も見つかっていて、奈良時代から製造されていたようです。古くは仏具の装飾などに用いられていましたが、時代を経て人々の装飾品としても活用されるように。
江戸とんぼ玉 みはるでは、多彩な色合い、柄のとんぼ玉の製造販売をしていますが、製作体験も可能です。器具の先に材料をつけてバーナーで焼くと、かわいいとんぼ玉の出来上がりです。1時間コースのほか、30分のコースもあります。

元祖食品サンプル屋 別館

食品サンプルは大正末期から昭和初期に誕生し、百貨店の食堂ブームとともに日本の洋食文化を広める立役者となりました。当初は蝋が原料でしたが、耐久性が低く直射日光に弱いため、現在では樹脂を用いるのが主流になっています。
元祖食品サンプル屋は、調理器具や食器などを扱う店が軒を並べるかっぱ橋で、90年近く食品サンプルを製造してきた老舗。ここの製造体験では、天ぷらやソース焼きそばなど(作るものは時期によって変わります)のサンプル作りに挑戦できます。所要時間は作るものによって変動しますが、40~75分程度です。別館は体験施設のみで、商品購入の際は本館へお出かけください。

江戸切子 浅草おじま

江戸切子は、天保5(1834)年、江戸にあるビードロ屋が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻を施したのが始まりとされ、現在、国と都の両方から指定を受けた伝統工芸品です。その定義は厳格で「江戸切子協同組合」の組合員が回転する道具を用いて、手作業で削ったガラス製品と決められています。また、指定区域内で作成されたものでなければ認定されません。まさに地域に根差した伝統工芸品と言えるでしょう。江戸切子 おじまでは、透明のグラス、またはペーパーウエイトに模様を彫り込む体験ができます。写真のお店(仲見世通り横の伝法院通り内)は販売だけなので、体験工房は下記のマップをご確認ください。

和なり屋

藍染や機織りを体験できるショップです。藍染とは古墳時代の終わり頃に日本に伝わった、蓼(たで)科の藍という東南アジア原産の植物を染料に用いた染物のこと。江戸時代、庶民は華美を禁じられ紫や紅色といった高貴な色を使うことは許されませんでした。限られた範囲内で最大限のオシャレを求めた結果、手間のかかる藍染めを愛用するようになったといいます。現在、この鮮やかな色は、「ジャパン・ブルー」と海外からも賞賛を受けています。
和なり屋の機織り体験では、コースターやランチョンマットを折ることができます。15色ほどの糸から好きなものを選べて、オリジナルの作品づくりに取り組めます。どれも1時間弱の所要時間なので気軽にチャレンジできます。なお、和なり屋は浅草1丁目にも店舗がありますが、そちらは販売のみなので気をつけてください。

食べ物編

浅草さいやき工房 求楽(ぐらく)

たい焼きは明治42(1909)年、現在の麻布十番にある浪花屋総本店というお店で誕生しました。今川焼きを始めたが売れず、亀の形に変えても売れず、そこで「メデタイ」にあやかって鯛の形に変更したところ、飛ぶように売れるようになったそうです。鯛は縁起物でありながらも庶民の手には渡りづらい高級品だったので、形を模したものが受けたんですね。
こちらのお店では、生地作りからたい焼きを体験。所要時間は約1時間、6つのたい焼きを焼いて、その場で出来立てを食べられます。好きな具材の持ち込みもできるので、世界に一つのオリジナルたい焼きを作ることもできます。

お濃茶スイーツ専門店 雷一茶

日本でお茶を楽しむことが始まったのは鎌倉時代のことで、当時は中国から伝わった「唐物」が主流でした。日本独自のものとなったのは安土桃山時代、千利休によって和のお茶文化「侘茶」が完成したのは有名な話。亭主と客人との精神的な交流を重んじる文化です。
茶道を正式に習うのは敷居が高くてちょっとという人も、こちらのお店では気軽に体験できながら、座学と石臼挽きも行う本格派。なお、浅草駅すぐの本店では体験は行っていないのでご注意ください。

浅草 飴細工 アメシン

飴細工の文化は世界各地にありますが、日本での歴史も長く延暦15(796)年に建立された東寺では、お供え物として飴細工が捧げられていました。砂糖は元来高級品だったので市民の手に渡ることは稀でしたが、江戸時代にサトウキビから砂糖が精製されるようになると一気に和菓子が広まりました。
このお店は繊細な芸術品のような飴細工を製造する専門店。実演を見られるほか、自ら体験も可能です。和バサミを使って温かい飴の扱いに慣れてきたら、うさぎ作りにチャレンジします。1時間半~2時間の所要時間です。

番外編

浅草きんぎょ

金魚は、フナの突然変異を人為的に引き出した観賞魚で、そのルーツは中国と言われます。日本に入ってきたのは室町時代頃だと言われます。
金魚といえば、夏祭りの金魚すくいを思い浮かべる人も多いでしょう。ところがこちらのお店では、1年中いつでも金魚すくいが楽しめます。童心に戻って夢中になってしまいそう。店内では、可愛らしい金魚雑貨の販売も行っています。

REEAST ROOM

ここでの体験はモノづくりではなく、なんとぶっ壊す体験や落書きの体験です。普通では「許されない行為」をあえて行うことで、ゾクゾクするような非日常が体感できるでしょう。
日頃のストレスも、この行為で解消できるのでは。溜まった鬱憤を一気に開放しちゃいましょう! 私物の持ち込みも可能です。

投稿者

名前
担当者
所属店舗
お客様窓口店

いかがでしたでしょうか?
私は藍染に興味を持ちましたが、皆さんが惹かれたものはありましたか? それにしても、番外編のREEAST ROOMもとても気になります。賃貸のお部屋では絶対できない行為ですからね(笑)。
賃貸や購入、売却、不動産経営など不動産に関するご相談は是非リライフにお任せください!

リライフ浅草店・浅草橋店・上野店でご紹介中の賃貸物件はコチラ!
記事を作成した店舗
住まいのリライフ浅草店の外観

住まいのリライフ浅草店

東京都台東区雷門2-20-8 プリマベーラ1階

営業時間 10:00~20:00 定休日 1~3月は無休

03-6802-8708

営業時間外もご予約頂ければ対応可能です。お気軽にご連絡下さい。