マイホームの購入はどのように進むのか?ローン編

  • 2020.11.11
  • 2023.05.24

不動産購入の流れはこれで完璧!

不動産を購入する時に現金一括で購入する人は非常に少なく、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。この住宅ローン契約の進め方は不動産の購入手続きとも密接に関わっているので、うっかりしてしまう事のないようにしたいですね。住宅ローンの審査や契約の流れについてまとめてみました。不動産購入の流れについてはコチラ「不動産購入の流れはこれで完璧!物件編」をご覧下さい!

ローン審査の流れ

住宅ローンの契約は、以下の流れで進んでいきます。

事前審査:購入申し込み後

購入希望の物件が決まって申込書を提出した後は、選択した住宅ローン会社に対して事前審査をかけます。住宅ローンの審査は事前審査と本審査の2回に分かれており、両方とも通過をしないと借りる事ができません。何故かというと、住宅ローンの本審査は売買契約の締結と決済の中間で行われるため、物件の所有権が移転してる最中に審査に落ちてしまったら、融資が受けられなくなり契約自体が進められなくなってしまうからす。売主、買主双方に損害が発生してしまうので、これを防ぐために事前に申込者の返済能力や基準を確認しておく必要があるのです。審査に要する期間は、3~4日ほどです。

申し込み~契約締結:売買契約締結後

売買契約の締結を済ませたら住宅ローン契約の申し込みに入ります。事前審査の情報をもとに本審査を行い、それを通過してから契約となります。事前審査を通過していないと本審査は通過できませんが、事前審査を通過しているからと言って必ずしも本審査も通過するとは限りません。事前審査の申込内容と相違がないか、また提出書類も事前審査より多くなるため、審査結果は1週間ほどかかってきます。

融資実行:引渡し時

金融機関から融資金が振り込まれる事を融資の実行と言います。融資の実行は、申込人の指定口座に振り込まれるケースと直接不動産会社に振り込まれるケースがありますが、融資の実行と決済(購入の支払い)は同一日に設定する事がほとんどです。物件の引渡しは、融資実行と残金決済をもって行われます。

ここで金利についての注意点。金利(=利子)の金額については、ローン契約締結時ではなく融資実行日の金利が適用となります。

住宅ローンを借りた翌年は確定申告を!

住宅ローンを利用して不動産を購入すると、所得税を一定額下げる「住宅借入金特別控除(ローン控除)」というものを受ける事ができます。ですが、この控除を受けるためには確定申告をしなければなりません。会社員として企業に雇用されている人は、給与から税金を差し引かれる形で納税手続きがされています。その税金に過不足があった場合も年末調整によって会社が調整をしてくれます。しかし、ローン控除を受けるための確定申告は、たとえ会社員でも自分で行わなければなりません。控除されるという事は減税ができるという事。節税対策の1つとなります。必ず確定申告を行いましょう。

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いかがでしたでしょうか?
住宅ローンは、不動産を購入するにあたって不可欠なものです。もし事前審査が一度落ちてしまっても、異なる金融機関で再度申し込むことができるのでご自身の資金計画に合う金融機関を見付けていってくださいね!賃貸や購入、売却、不動産経営など不動産に関するご相談は是非リライフにお任せ下さい!

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