マイホームの購入はどのように進むのか?物件編

  • 2020.10.12
  • 2023.05.24

不動産購入の流れはこれで完璧!

夢のマイホーム購入!家の購入は人生で一番大きな買い物と言われています。申し込みから引渡しまでの流れを、売買契約とローン契約の2つに分けて解説していきます!本ページでは売買契約についてのみを掲載していますので、ローン契約についてはコチラ「マイホームの購入はどのように進むのか?ローン編」をご覧下さい!

不動産購入の流れ

不動産の購入は、以下のような流れで進んでいきます。

申し込み(購入予約)

まずは売主に対して申込書を提出します。購入予約や買付証明と呼ばれることもありますが、目的はどれも同じ。個人情報や希望の金額。条件等を提示します。申し込みの方法は先着順や抽選形式であり、選ばれたら希望条件の交渉がスタートします。ここで注意してほしいのは、「申込提出」というのは交渉が優先的にできるようになったということであり、購入する権利が確定した訳ではないという事です。交渉の条件が多かったり、大幅な減額交渉がある場合には、早く提出しても後手に回ってしまう可能性があります。

また、物件や売主の方針によっては「申込証拠金」というものを支払う事があります。これは申し込みの意思を明確に提示する目的があり、手付金の一部として支払い、契約の締結をもって契約金に充当されます。万が一契約締結に至らなかった場合は返金されるのでご安心ください。金額は2~10万円ほどが一般的です。

売買契約締結

住宅購入にあたっては、物件の売買契約を進める傍ら、住宅ローンを組んでいくのが一般的ですが、住宅ローンの事前審査が通ったら、売買契約の締結に進んでいきます。「重要事項説明書」と呼ばれる、購入する不動産と契約内容に関わる細かい情報が記載されている書類を読み合わせ、契約書に署名・捺印を行います。ここまでのスパンは、申し込みから1週間~10日前後というスケジュール感です。

また、手付金の支払いもこのタイミングとなります。手付金も申込証拠金とほぼ同様の名目であり、代金の一部をあらかじめ意思の提示として支払うものです。最初の申込証拠金と異なる点は、これ以降のタイミングで契約を解除したい場合、手付金を放棄しなければならない場合があります。手付金を放棄せずに解約ができるのは、原因が売主の債務不履行(引渡しの準備をしてくれない、新築工事を進めてくれないなど)によるもののみとなっています。なお、手付金の金額は、購入金額の20%を超えてはならないと法律で決められています。

確認内見(契約締結時物件が未完成であった場合のみ)

未完成物件を契約した場合、完成し次第物件の確認を行います。設備や内容が重要事項説明書の内容と相違がないか、物件に瑕疵(=かし:傷や汚れ、その他欠陥)がないかをチェックします。問題が発覚した場合には、引渡しまでに解決を依頼することができます。

残金決済・その他決済

住宅ローン契約が無事締結できると、購入価格から手付金や申込証拠金を除いた金額を支払います。指定した口座に金融機関から融資金が振り込まれる形となりますが(融資の実行といいます)、申込人の口座に振り込まれるケースと、直接不動産会社に振り込まれるケースと両方あります。原則として残金の決済日と融資の実行日は同じ日に設定しなければなりません。また、残金の決済と合わせて固定資産税や不動産取得税、管理費など、登記費用、仲介手数料などといったその他の経費も支払います。

引渡し・不動産登記

引渡しを受けた後は、物件が自己の所有物であることを証明できるようにする手続きを進めます。これを不動産の所有権登記と言い、これがが完了しないと、万が一売主が自分以外の人と同時に売買契約を行っていた場合、先に代金を支払って引渡しを受けていたとしてもその第三者に自分の所有物であることが主張できません。手続きは司法書士が行うので、作成してもらった書類に署名・捺印し、法務局に提出します。

住宅ローンを借りる場合、購入する不動産を担保にする必要がある

住宅ローンを利用する場合、所有権を登記する時に「抵当権」というものを設定します。抵当権とは、融資を行う金融機関がローン契約者に対して設定するもので、「不動産の購入者が金融機関から融資を受けるためその不動産を担保とし、ローン返済ができなくなってしまった場合はその不動産を競売にかけることで生じた利益を返済に充てる」という仕組みです。この競売にかける権利をもつのが金融機関になるということです。通常通りローンが返済できた際にはこの抵当権は抹消させることができます。
このコラムの続きはコチラ、「マイホームの購入はどのように進むのか?ローン編」をご覧下さい!

投稿者

名前
担当者
所属店舗
リライフお客様窓口店

いかがでしたでしょうか?
マイホームの購入は人生で1番大きな買い物と言われています。しっかりと計画を立てて、夢のマイホームを手に入れましょう。賃貸や購入、売却、不動産経営など不動産に関するご相談は是非リライフにお任せ下さい!

関連コラム

記事を作成した店舗
リライフお客様窓口店の外観

リライフお客様窓口店

東京都千代田区九段南3-7-14 VORT九段8階

営業時間 10:00~19:00 定休日

03-5213-4098

営業時間外もご予約頂ければ対応可能です。お気軽にご連絡下さい。